管理業務主任者 第1回 委託契約・民法 問3(全8問)
区分所有者Dは、隣の住戸の区分所有者Eが旅行で不在の間に、Eの住戸のバルコニーから階下へ水があふれているのに気づき、Eから頼まれていないが、業者を呼んで止水の処置をした。この場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、最も適切なものはどれか。
誤り。事務管理は、事務の性質に従い、最も本人の利益に適合する方法で行わなければならない(民法697条1項)。「自己の財産に対するのと同一の注意」は無報酬の受寄者の注意義務である(659条)。
誤り。本人が既に知っているときは、通知は不要である(民法699条ただし書)。
誤り。管理者は、本人のために有益な費用を支出したときは、その償還を請求できる(民法702条1項)。
正しい。民法698条のとおり。
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論点
管理業務主任者 » 委託契約・民法 » 寄託・事務管理
正解
4
解説
義務なく他人のために事務の管理を始めた者は、事務管理として、最も本人の利益に適合する方法で管理しなければならない(民法697条)。本人の財産に対する急迫の危害を免れさせるための事務管理(緊急事務管理)では、悪意又は重大な過失がなければ損害賠償責任を負わない(698条)。