中小M&A資格試験 第4回 財務・税務 問8(全13問)
個人株主であるM社の経営者は、保有するM社株式の全部を1億5,000万円で譲渡した。株式の取得費は1,000万円、譲渡のために支払った仲介手数料(譲渡費用)は1,650万円である。この経営者の手取額(譲渡額から仲介手数料と、譲渡益に対する所得税・復興特別所得税・住民税を差し引いた額)として、正しいものはどれか。他に株式等の譲渡はなく、税率は合計20.315%とする。
誤り。仲介手数料を譲渡費用として差し引かずに税額を計算している。
正しい。1億5,000万円-1,650万円-2,508万9,025円。
誤り。取得費・譲渡費用を差し引かず譲渡額全体に課税し、手数料も差し引いていない。
誤り。税額は正しいが、仲介手数料の支払を差し引いていない。
選択肢を押すと答え合わせができます。
論点
中小M&A資格試験 » 財務・税務 » 株式譲渡後の手取額
正解
2
解説
譲渡所得=譲渡額-取得費-譲渡費用=1億5,000万円-1,000万円-1,650万円=1億2,350万円。税額=1億2,350万円×20.315%=2,508万9,025円。手取額=1億5,000万円-1,650万円-2,508万9,025円=1億841万975円。ガイドラインは、株式譲渡では株主である経営者個人に譲渡益に対する分離課税(20.315%)で課税関係が終了するとし、譲渡額だけでなく手取額で比較することの重要性を示している。