中小M&A資格試験 第4回 財務・税務 問6(全13問)
譲り渡し側K社の財務DDで次のことが分かった。時価純資産法によるK社の株主価値として、正しいものはどれか(税効果は考えないものとする)。
・帳簿上の純資産:6,000万円
・棚卸資産のうち、陳腐化して販売の見込みがないもの:帳簿価額800万円
・生命保険の保険積立金:帳簿価額1,200万円、解約返戻金2,000万円
・退職給付引当金の計上不足:1,500万円
誤り。保険積立金の含み益を含み損として扱っている(6,000-800-800-1,500)。
正しい。6,000-800+800-1,500=4,500万円。
誤り。保険積立金について、帳簿価額との差額ではなく解約返戻金の全額を加算している。
誤り。退職給付引当金の計上不足を反映していない。
選択肢を押すと答え合わせができます。
論点
中小M&A資格試験 » 財務・税務 » 引当金不足・保険積立金を反映した時価純資産
正解
2
解説
時価純資産法では、資産を時価で評価し直し、負債は網羅性を確認して未計上分や引当金不足を追加計上する。棚卸資産の評価損▲800万円、保険積立金の含み益+800万円(2,000万円-1,200万円)、退職給付引当金の不足▲1,500万円を反映すると、6,000万円-800万円+800万円-1,500万円=4,500万円となる。