中小M&A資格試験 第3回 法務 問1(全11問)
譲渡制限株式の株主から、株式会社に対して譲渡の承認請求(承認しない場合は会社または指定買取人が買い取ることの請求を含む)があった場合に関する記述として、会社法の規定に照らして最も適切なものはどれか(定款・当事者間の別段の定めはないものとする)。
不適切。買取りの請求を受けて承認しない旨を決定したときは、会社は対象株式を買い取らなければならない(指定買取人を指定することもできる)。
不適切。対象株式を買い取る旨などの決定は、株主総会の決議によらなければならない。
不適切。承認請求者は、その株主総会で原則として議決権を行使することができない。
適切。2週間以内に通知しなかった場合は、承認の決定をしたものとみなされる。
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論点
中小M&A資格試験 » 法務 » 譲渡承認請求への対応(みなし承認・会社による買取り)
正解
4
解説
会社が承認請求の日から2週間(定款でこれを下回る期間を定めた場合はその期間)以内に決定内容を通知しなかった場合、会社は承認をする旨の決定をしたものとみなされる(会社法145条1号)。また、買取りの請求を受けて承認しない旨を決定したときは、会社は対象株式を買い取らなければならず(または指定買取人を指定する)、買い取る旨などの決定は株主総会の決議によらなければならない。この株主総会では、承認請求者は原則として議決権を行使できない(140条)。