中小M&A資格試験 第1回 倫理・行動規範 問13(全15問)
FAのA社は、譲り渡し側B社の社長の依頼を受け、譲り受け候補C社との基本合意の締結に向けて準備を進めていた。ところが社長から「家族と話し合った結果、もう少し自分で経営を続けたいので、手続をいったん止めたい」と申出があった。A社の対応として、スキルマップの倫理・行動規範に照らして最も適切なものはどれか。
適切。顧客の意思を尊重し、判断に必要な説明をしている(倫理6条・11条)。
禁忌肢。事実と異なる説明で手続を続けさせる行為は、顧客を欺罔して無理に案件を進めるものであり、明らかに反する(倫理12条・30条)。
禁忌肢。検討時間を与えずに契約の締結を迫る行為は、無理やりな推進であり明らかに反する(倫理12条・13条)。
不適切。顧客の意思に反して交渉を続け、報告もしない対応は、意思の尊重と報告義務に反する(倫理6条・19条)。
選択肢を押すと答え合わせができます。
論点
中小M&A資格試験 » 倫理・行動規範 » 顧客の意思の尊重と無理な推進の禁止
正解
1
解説
倫理・行動規範は、顧客の意思を尊重し利益実現のための対応をすること(6条)、契約は顧客と十分に相談し顧客の納得感のもとで締結されるものであり、無理やりに案件を推進させてはならないこと(12条)、契約について十分に検討する時間を与えること(13条)を定めている。また、関係者を欺罔する行為は禁じられ(30条)、進捗は定期的に報告しなければならない(19条)。顧客が手続の中断を望むときは、その意思を尊重し、判断に必要な情報を示して支援する。