中小M&A資格試験 第2回 財務・税務 問4(全13問)
譲り渡し側A社の直近期の損益について、財務DDで次のことが分かった。正常収益力の観点から調整したA社のEBITDA(営業利益+減価償却費を基礎とする)として、正しいものはどれか。
・営業利益:3,000万円
・減価償却費(売上原価・販売費及び一般管理費に含まれる):1,200万円
・販売費及び一般管理費に、当期だけ発生した訴訟の和解金500万円が含まれている
・営業外収益に、毎期経常的に発生している事業関連の作業くず売却益100万円がある
・特別利益に、遊休土地の売却益2,000万円がある
誤り。営業利益+減価償却費のままで、正常化調整をしていない。
誤り。和解金は足し戻しているが、経常的に発生する事業関連の作業くず売却益100万円を取り込んでいない。
正しい。4,200+500+100=4,800万円。
誤り。一時的な遊休土地の売却益2,000万円まで含めている。
選択肢を押すと答え合わせができます。
論点
中小M&A資格試験 » 財務・税務 » 正常収益力によるEBITDAの調整
正解
3
解説
正常収益力の分析では、一時的・偶発的な損益の影響を除き、営業外・特別損益のうち経常的に発生する事業関連の損益は取り込む。3,000万円+1,200万円=4,200万円に、一時的な和解金500万円を足し戻し、経常的な事業関連収益100万円を加える。遊休土地の売却益は一時的で事業とも関係しないため含めない。4,200+500+100=4,800万円。